通所介護、通称デイサービスとは、高齢化が進む社会の中でますますニーズを増している介護サービスといえる。
要介護1から5という比較的軽度の介護を必要とする高齢者が利用対象者となっているため、重介護が必要な高齢者はいないことが特徴だ。
主に日常生活の支援を行ったり、身体機能の訓練を行うことがデイサービスの目的となっているが、自宅にひきこもりがちになってしまったり、孤独感を強く感じている高齢者がコミュニティに参加することで孤立感を解消し生きがいを感じられることも目的にもしている。
通所介護施設での介護スタッフの大まかな仕事内容は、日常生活の支援や身体機能の訓練、レクリエーションの運営といったことだ。
ちなみに、デイサービスにおける仕事内容の詳細は、この参考サイトから確認できるのでチェックして欲しい。

多くの介護施設では利用者の家まで送迎を行っている場合がほとんどなので、介護スタッフが送迎車両を運転し利用者を迎えに行ったり送り届ける仕事も含まれる。
基本的に利用者のほとんどは介護度の低い方なので、レクリエーションを充実させることが非常に大切になってくる。
普段はあまり人と話すことがないという利用者や家にひきこもりがちになっている利用者をコミュニティに積極的に参加させ、利用者同士やスタッフと会話を楽しみ、生き生きと活動を楽しむことができる、そんな場を提供することが通所介護スタッフの仕事なのである。
利用者の相談に乗ったり、会話を楽しんだりと、介護スタッフに求められるのはコミュニケーション能力であったり家族のように打ち解けられる親しみやすさであると言える。